『サラとソロモン ― 少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣』は、
『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』の
著者であるエスター&ジェリー・ヒックス夫妻がによって
書かれた物語です。
(参考:本「引き寄せの法則エイブラハムとの対話」概要と感想!中上級者におすすめの一冊です♪)
少女サラと、ふくろうのソロモンとの対話によって
引き寄せの法則を学ぶことができるだけでなく、
幸せになる心のあり方を本書から学ぶことができます。
物語形式なのでとても読みやすいです。
サラはソロモンの教えによって良い気分で過ごそうと
決意しても、日々の出来事に影響を受け、
また嫌な気持ちになってしまいます。
(いたずらっ子の弟と友達や、いじめっ子の同級生などの影響)
サラの気持ちの動きは、とても共感できるんですよね。
引き寄せの法則を知っていても、嫌な出来事や相手に対して、
前向きな感情を抱くことはなかなか簡単では
ない時もあるでしょう。
そんなサラを見て、ソロモンが諭します。
サラと一緒に、読んでいる自分も
成長できるような感覚になります。
個人的には死に対する新たな見方を
吸収することができたのが良かったです。
私は本を読む時に、心に響いた箇所を、
ノートにメモをします。
『サラとソロモン』は名言がものすごく多くて、
たくさんメモをしました!
その一部分をご紹介しつつ、感想を書いていきます♪
本『サラとソロモン』の感想!名言が多すぎて何度も読み返したい!
自分の幸せは自分の心の有り様にかかっている
ソロモンが幸せになるための
心のあり方をサラに伝える場面が、
ものすごく心に残りました。
君の幸せが誰かがやったり、やらなかったり
することにかかっているとき、罠にはまっているんだ。
なぜなら他の人が考えることや行うことを君がコントロールできないからさ。
でもね自分の喜びは他人にかかっているこではないとわかったら、
その時には本当に自由になれるんだ。引用:「サラとソロモン」
本当にその通りだなと思いました。
「誰々が◯◯をしてくれないから私は幸せになれない」
「職場の誰々のせいで、私は仕事を楽しめない」
「近所の誰々のせいで、私はいつも嫌な気分にさせられる」
そんな風に考えている限りは、現状は
変わらないでしょう。
ソロモンはサラに対して、嫌なことに注意を向けるのではなく、
どんな状況の中にあっても、望んでいるものに
注意を向けることで幸せを感じられると説いています。
とっさに出たネガティブな反応は悪いことではない
「自分の思考から発する波動と
似たような波動のものが引き寄せられる」のが引き寄せの法則です。
そのため「少しでもネガティブな感情を抱くと
良くないのでは…?」と思いがちです。
ですが、ソロモンは次のように言っています。
何らかの形で不快な状況に直面した時、
とっさに強く感情的に反応することは正常なことだ。
君にとっての共鳴引力の焦点となる君の波動を決めるのは、
君の最初の反応ではないんだ。
最初の反応の後で、それに対して君が何をするかということが、
後々まで影響を残すことになるんだ。引用:「サラとソロモン」
(※共鳴引力=引き寄せの法則)
「条件反射的に不快な気持ちになってしまったとしても、
それはしょうがないことであり、重要なのはその後だ」と
考えると、とても楽になりますよね。
前回の記事にも書きましたが、
物事をどのようにとらえるかは自分次第です。
⇒ツイている人生もツイていない人生も自分で選ぶことができる♪
自分の気持ちには自分で責任を持って、
日々を過ごしていきたいと思いました。
他にも名言はたくさんあるのですが、キリがないので、
ここら辺で止めておきますね!(笑)
本『サラとソロモン』の感想まとめ
『サラとソロモン』は引き寄せの法則を使って、
収入を増やす、結婚するなどの、実践的な内容は
含んでいません。
主人公が少女ですからね(笑)
でも「自分の幸せは他人の言動ではなく、
全て自分の心にかかっている」という幸せの根本を
学ぶことができます。
そもそもお金を稼ぎたい、結婚したいなどの欲求は
最終的に「幸せになりたい」という欲求に行き着きます。
誰もが幸せになる方法を探しています。
そんな中で『サラとソロモン』は、
大きな気づきを与えてくれる素敵な一冊です。
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